驚くべきことに、多くの車種で見ることができる魅力的なピンクのボディカラー
軽自動車の中でも特に、洗練されたピンク色が目を引きます。
3月が終わり、桃の節句も終わると次に楽しみなのは桜の開花時期です。
今年は大規模な花見パーティーを控える必要がありますが、街の風景に溶け込む淡いピンク色を見るだけで、気持ちが明るくなります。
実は、多くの車種でピンクのボディカラーが採用されています。
これらの車を見ると目立ち、乗っている人がどのような人なのか想像が膨らみます。
ピンクの車には何とも言えない温かみやわくわくするような魅力があり、つい他の人にも話したくなるかもしれません。
今回は、そんな印象的な美しいピンク色の車を幅広いモデルから選んで紹介します。
ドライブを彩るピンク:希少から定番までのピンクカラー車
1)トヨタ・ヤリス(旧ヴィッツ)
最初に紹介するのは、トヨタのヴィッツで、このモデルはモデルチェンジ後も一貫してピンクカラーをラインアップしています。
新型でヤリスという名前に変わっても、ピンク色は継続されており、「アイスピンクメタリック」という、少しメタリック感のある桜色が用意されています。
この車は軽快な走りが特徴で、アグレッシブなデザインが際立ちます。
ヤリス
このピンクカラーはヤリスの力強いデザインを柔らかく見せ、特に女性にも好まれる色です。
写真映えも良いため、SNSを楽しむ方にもおすすめです。
トヨタでは他にもパッソやアクア、ポルテなど、コンパクトカーでピンク色が選べるほか、意外にもクラウンにもピンク色の限定モデルが存在します。
この色のクラウンは「ピンクラ」と呼ばれ、「見かけたら恋が叶う」というジンクスがあるそうです。
2)日産デイズボレロ
次に紹介するのは、日産デイズボレロで、この車は外観だけでなくインテリアにもピンク色を取り入れており、乗るとまるで桜の中にいるような気分になります。
色は「ブロッサムピンク」と名付けられ、春の桜を連想させる愛らしい色です。
デイズボレロ
この車は、ルーフやサイドミラー、ホイールをホワイトで統一したツートーンカラーが特徴で、とても魅力的です。
インテリアも外観と同じピンクとホワイトのコーディネートで、見ているだけで心が弾むような可愛らしさがあります。
日産ではデイズルークスやマーチ、モコ、ノート、キューブ、ティーダなど、他のモデルでもピンクのボディカラーが選べるので、チェックしてみてください。
3)ホンダN-BOX
三台目は、連続四年間日本で最も売れた車、ホンダN-BOXです。都市部では頻繁に目にするこの車ですが、ピンク色のモデルは珍しく、「ピーチブロッサム・パール」と名付けられた洗練された淡いピンクが特徴です。
N-BOXは内装にブラウンやアイボリーが採用されており、これが外装のピンクと絶妙にマッチしています。
ホンダでは、現行のN-WGNや過去のライフ、N-ONE、フィットなど、多くのモデルでピンクのカラーが選べます。
4)三菱ekスペース
四台目に紹介するのは、活発なピンクとホワイトのルーフが特徴的な三菱ekスペースです。
フレンチネイルを思わせるような、鮮やかな色合いが多くの女性に支持されています。
超高層ワゴンタイプで、双方向スライドドアが付いているため、子育て中の母親にとっても便利です。
同じカラーオプションが三菱のeKワゴンにも用意されています。
また、過去にはトッポ、コルト、ミラージュ、アイなど、ピンクカラーを採用した車種が多数ありました。
5)スズキ・ハスラー
五台目は、カラフルで元気な雰囲気のスズキ・ハスラーです。
このモデルは「チアフルピンクメタリック・ホワイト2トーン」という、活力を感じさせるピンクカラーが用意されています。
先代モデルにもピンクは存在しており、その愛らしいデザインが特徴的です。
一部のオーナーは、70年代風のLOVE&PEACEなデザインやアニメキャラクターの「痛車」としてカスタムしています。
スズキ車では、アルトラパン、MRワゴン、スペーシア、パレット、ソリオ、スイフトなど、多くのモデルでピンクカラーが選べます。
6)ダイハツ・ムーヴキャンバス
最後に紹介するのは、レトロかつモダンなダイハツ・ムーヴキャンバスです。
シンプルでかわいいフロントマスクと、比較的低いルーフに両側スライドドアが特徴で、ピンクとホワイトのツートーンカラーが非常に魅力的です。
「ブルーミングピンクメタリック」という名前のこの色は、1950年代のアメリカン雑貨を彷彿とさせます。
この車はペットを連れてのドライブにも最適で、ダイハツでは他にタント、ミラ、ムーヴ、ミラトコット、ミラココア、ミラジーノ、ミライース、ブーンなど、ピンクカラーを取り入れたモデルが豊富にあります。
様々な輸入車で見つけるピンクのボディカラー
輸入車の中には、ピンク色のボディカラーを特別限定で用意するモデルもあります。
7)BMW 320i
ここでは、少し珍しいピンク色の車を紹介します。
7台目は、2004年に500台限定で発売されたBMW 320iの「スポーティダイヤモンド」です。
この色はシャンパンベージュに近い、非常に繊細なピンクで、通常はネイビーやブルーが多いBMWのラインナップに新鮮な印象を与えます。
中古車市場で見かけることもあるため、探してみる価値はあります。
8)フォルクスワーゲン・ザ ビートル
次に紹介するのは、2016年に300台限定で発売されたフォルクスワーゲンのザ ビートル「#PinkBeetle」です。
このモデルは車名に「#」(ハッシュタグ)を含むことで注目を集め、ルージュのような濃く鮮明なピンクが特徴的です。
2015年のニューヨークオートショーで初めて披露された際には、SNSで大きな話題になり、日本でも販売されることになりました。
サイドミラーとモールがブラックで、スタイリッシュな外見を実現しています。
9)フィアット 500
フィアット500の特別なピンクモデルを紹介します。
2009年にはバービー人形の50周年を記念して制作された「フィアット 500 Barbie」が有名ですが、これは世界に2台しかないため手に入りづらいです。
しかし、2013年に150台限定で発売された「500 フィオーレ・ローザ」なら、まだ入手のチャンスがあるかもしれません。
この車は「ピンクの花」という名前が付けられた優しいピンク色で、内装のアイボリーとも非常によく合っています。見るだけで気分が高まる一台です。
10)ダイハツ・ハイゼットトラック
第十台目は、労働現場で活躍する車として注目のダイハツ・ハイゼットトラックです。
この軽トラックは、特に農業や酪農業界で働く女性が増えていることに対応し、「ライトローズマイカメタリック」というエレガントなピンク色をラインアップに加えています。
これはそのような女性たちを応援する意味合いも含まれています。ちなみに、以前のモデルではスバル・サンバートラックにもピンク色が用意されていました。
11)ポルシェ911
最後の紹介する車は、1990年代のポルシェ911(Type964や993モデル)です。
これらのモデルには「ルビーストーンレッド」という名前のカラーが用意されていましたが、この色は実際には日本人の目にはピンクに映ります。
現在ではこの色の車は非常に稀で、見つけることができれば非常にラッキーと言えるでしょう。
まとめ
これで、すぐに購入できる車からレアな車まで、春の季節に乗りたい、または見たい美しいピンクの車を紹介しました。
ピンクにはメーカーごとに様々な特色があり、それぞれが個性豊かです。お気に入りのピンクを見つけて、車からも春の訪れを感じてみてください。